高齢者の肺炎球菌ワクチン予防接種
<高齢者の肺炎球菌ワクチン予防接種>
予約が必要です。確認事項がありますので一度ご相談ください。
インフルエンザワクチンとの同時接種も可能です。
「ニューモバックス」は定期接種(市の助成金制度)の対象となります。
・予防接種を受ける年度中 (4月~翌年3月) に 65歳 になる方
・60歳~64歳で、心臓・腎臓・呼吸器の疾患により
日常生活活動が極端に制限される方
※ R6年度より対象となる方が変更となりましたのでご注意ください。
※ 定期接種は1回のみです。
※ 過去にニューモバックスの接種歴(任意含む)がある方は対象外です。
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<肺炎球菌とは>
肺炎を起こす原因は、細菌性、ウイルス性、誤嚥性、膠原病性、特発性(原因不明)と様々です。
その中では細菌性肺炎の頻度が最も高く、「肺炎球菌」感染が約7割を占めると言われています。
肺炎球菌は90種類以上の型に分類されています。
<2つのワクチンの特徴>
2つのワクチンを併用することで、より強力かつ広範囲な肺炎予防効果が期待されています。
・「ニューモバックス」は、 高齢者の肺炎の原因となりやすい23種類の型を選んでワクチンとしたものです。
対応できる菌株が多く、初めての方のワクチンとして実績が豊富です。
効果持続は5年間で、免疫記憶効果がないため5年ごとの接種が必要です。
バクニュバンスよりも安価格で、さらに初回のみ定期接種(公費助成)の制度も利用できます。
・「バクニュバンス」は、ニューモバックスに含まれている型を厳選し、また、ニューモバックスには含まれていない6A型という近年感染が増えてきている型を含んでいます。
鼻腔やのどの粘膜への菌定着(保菌)を予防する効果があります。
免疫記憶効果があり、不顕性感染(※)で効果が延長・強固になってゆくため、1回の接種のみで大丈夫です。
※ 不顕性感染:菌やウイルスなどの微生物に感染していながら症状が出ていない状態のこと。微生物は、生活空間のあらゆる場所、空中や皮膚などに存在し、ヒトは常に不顕性感染の状態にあるともいえる。
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